3.25.2008

休日を経て日常への復帰とメキシコ交通事情

聖週間の休暇を利用してメキシコに滞在中。
今回はそれほど遠出はせず,近場を町を訪れたり,友人たちに会ったりして過ごした大満足の休日。

先日買ってきたサボテンに,オレンジ色の素敵な花が咲いた。
写真を載せられればいいのだけれど,なぜかアップできないので後日。
どうやら朝開花して,午後には閉じてしまうらしいことに気づいた。
ためいきの出るような美しい花をサボテンが咲かせるのはなぜなんだろう。
砂漠に生きる数少ない昆虫にアピールして,種を運んでもらうためなのかな。
単調な色の砂漠に彩りを添える粋なはからいなのか。

最近新しい車が届いたので,メキシコシティを運転している。
メキシコには自動車学校なるものはなくって,5000円くらい払えば誰でも免許を取れる。
だから人々は,実践の中で運転を学んでいくことになる。

メキシコシティでの運転は,なかなかスリリングな経験だ。

まず,3車線なのか2車線なのか判断のつきにくい道路がいくつもある。おそらく新しい線を描いたときに前のを消し忘れたのだろう。また,一方通行の表示を信頼していては,いきなり逆行してくる車に対応できない。右折・左折や車線変更時にサインを出すドライバーは本当に私くらいだし,日本では道路を右折・左折する2,30m前には車線変更して端っこに寄るように習ったのだが,ここでは2車線向こうから平気で右折したりする(しかもサインも出さずに!)。そもそもバックランプの切れている車も驚くほど多い。ブレーキランプがつかないので,減速していてもわからない。こういう車の後ろを走るのは危険である。それから,日本では歩行者優先というのがおおよそ浸透しているが,ここでは明らかに車優先である。なぜなら車の方が強いからである。私はなるべく歩行者に道を譲るようにしているが,そうすると後ろの車から「ブーッ」(「なにやってんだあ,早く行けえ」)と鳴らされたりする。坂道では広めに車体間隔を取る必要がある。なぜならうちの車も含めて多くがマニュアル車なので,発進時に逆行してくる可能性が高いからだ。信号待ち時も油断ならない。なぜなら信号が赤に変わるやいなや,おかしの売り子や路上パフォーマンスの人が近づいてくるので,彼らを轢かないように用心しないといけない。また,ぼーっとしていると半強制的にフロントガラスを掃除する子供たちや若者が近づいてきて勝手にガラスを拭き始めるので,きちんと断らなくてはならない。

このように,メキシコシティの運転は五感(時に第六感まで)をフル活用してなんとかなる試みであるが,これでなんとかなっているのだからすごいなあと思う。
途上国の喧騒と無秩序という秩序。
私は日々マイペース運転。