9.26.2012

Mi poeta



メキシコに、マルカ(Maruca)さんという、こどもの歌をうたうヒッピーな女性アーティストがいます。2年ほど前に彼女にCDをもらったのですが、以来私と息子は彼女の大ファンで、車の中や自宅で聞きながらよく一緒に踊っていました(こども向けだけに、体を動かす歌も多いのです)。

例えば、息子の好きなコネヒート・ブランコ(しろうさぎちゃん)の歌。

物語調のやぎの歌。


メキシコの昔ながらの遊び歌もあれば、彼女のオリジナル曲もあるみたいです。彼女の新作CDをいただいたので、早速車の中で聞いたところ、こんな歌がありました。

 Los ojos para mirar,
 las manos para tocar,
 la cabeza para pensar,
 el corazón para amar.

 目は見るために、
 手は触れるために、
 頭は考えるために、
 心は愛するために、あるんだね。

と素敵な歌詞なのですが、ここまで聞いた直後に息子が、

"El corazón para mamá!!" (ハートはママのためだね!) だって!

ふふふ、"amar"と"mamá"を聞き間違えたのですね。
うちの、小さな、自慢の、詩人ちゃんです。

写真は関係ないけど、長崎の高島海水浴場。
大波止から伊王島経由で30分くらいのとこにある小さな島です。

9.24.2012

Playmobil省察











あっは! ポリス来ました!

これらの人形や車、息子の大好きなドイツのおもちゃ"Playmobil"です。メキシコではスーパーやデパートで広く売られています。

youtubeで検索いただくと、このシリーズを使った動画がごまんと出てきます。人形の配置をちょっとずつ変えて、数百枚の写真をつなげるの。「飛行機ハイジャック」とか「農村の風景」とか、ストーリーもよくできてて、世界には退屈を知らない暇人たちがこんなにもいるのかと、感嘆しますな。上の写真は、うちの男の子たちの作品の一部です。

 老いも若さも、
 あやまちも徳も、
 歌ともなれば、捨て難く見える

といみじくもゲーテは詠いましたが(ドイツつながり)、まったくその通りですね。逆に、一見何の代わり映えもしない毎日の、一見何でもない事柄に、歌、すなわち物語を見いだす能力こそが、人生のコツなのかもしれません。取り立てて立派な舞台装置は、必要ないのかもしれません。Playmobil動画を見ていてそう思った、という話でした。


9.20.2012

いいお湯と友と

うちの近くにスーパー銭湯があるのだけど、一応天然温泉らしくてなかなかよいので今夜も行ってきました。

仲良しおばあちゃんが7人、露天風呂に腰まで浸かっておしゃべりに花を咲かせてるの。もう10時なのに元気だね〜。風呂からあがったら、今度はご飯処の丸テーブルを囲んで、更におしゃべりの続きをやってました。夫は家なのか、はたまた天国なのか?? 女は強しです。

写真は頑張って組み立てたテーブルと椅子。テーブルクロスを用意してたのだけど、思ってたより柔らかい印象の木だったので、そのまま使うことにしました。薄手の小さめクロスなら合いそうかな。

9.17.2012

トイレを出たら外に出かけよう!


トイレ本クイズ、正解はディケンズ先輩のクリスマス・キャロルでした。


物事は公平に公明正大に立派に調整されている。病気や悲しみが伝染する一方、笑いと上機嫌もまた世の中でこの上なしの伝染力を振るうものである。
(新潮文庫版 p.117)


訳は、息子が大好きな機関車ちゅうちゅうの翻訳者、村岡花子さんです。

次はショーペンハウアー先生と幸福についてでも考えたいと思っています。トイレで。


ところで幸福な生活とは何かといえば、純客観的に見て、というよりはむしろ、〔この場合、問題は主観的な判断の如何にあるのだから〕冷静にとっくりと考えてみたうえで、生きていないよりは断然ましだと言えるような生活のことである、とでも定義するのが精一杯であろう。
(『幸福について—人生論—』新潮文庫版、緒言より)


いいですねえ。ドイツ人なのに実践的で。

写真はゆりかもめ。お台場のメキシコ祭りに行ってきました。


9.14.2012

そこでクラチット一家は揃って炉のまわりに集まり、ボブのかけ声で輪になってすわった。実は半円なのだが。

うちの母からは信じられないという顔をされますが、私はトイレで本を読むのが好きです。そして、「トイレ用」という本のカテゴリーを勝手に確立しています。一般にどのようなものがトイレ向きかといいますと、私の独断では哲学の本と詩集ですね。トイレは哲学をするのにきわめて適した場所ですし、詩のミューズが降臨するのもだいたいトイレの中だと相場が決まっています。中編小説もよろしい(短編だと途中で切るにはあまりにも短いが、長編だといつまでたっても読み終わらない)。

トイレ用の本があるということは必然的に、トイレの外で読む本が、同時に、並行して、存在することを意味します。言い換えれば、私はだいたいいつも、2冊以上の本を並行して読んでいます。うちの母は、1冊読み終わるまではその世界に浸るのが好きなので、同時に別の本(特にまったく別の小説2冊)を読むのは邪道だという考えです。それも一理ありますが、私はなぜだかいろいろ一緒に読むのが好きなので、トイレ用があると助かるのです。

トイレ用の本は、基本的にはトイレでしか読みません。この制約がまたいいですね! 一日に会える時間は限られていますが、彼(本)に再会したときには、二人(本とですが)の時間を大いに楽しみます(トイレの中ですが)。

表題は、現在トイレ用の中編小説の一節。さて、何という小説でしょう?
ヒントはね〜、クリスマス!


9.11.2012

日本人はおいしいものに本気ですね。

にほんのごはんが美味しいのは、米がよいからか炊飯器が優れものだからか、はたまたそれらの合わせ技か。新しい炊飯器には、いわゆるIHの3合炊きタイプの中でもきわめてベーシックなものを選んだのですが、これでこんだけうまいなら、10万出したらどんな米が炊けるんだと興味があります。

それから、ヤクルトがうまいですね、にほんは。これはあまり知られていないことですが、ヤクルトは海外でもけっこう売られています。ちなみに海外のヤクルト消費国第一位は韓国で、第二位がメキシコだときいたことがあります。ヤクルトはメキシコ社会に深く根付いており、メキシコ人はヤクルトをメキシコ発祥ののみものだと思っています。あつかましい。

アルゼンチンでも売ってました、ヤクルト。ウルグアイでも! 国際的ですね〜。メキシコで息子が通っていた幼稚園の日本人ママさんに、配偶者の方がメキシコ・ヤクルト駐在という人がいました。そこで、前々から気になっていたことをきいてみたのです。というのも、アルゼンチンとウルグアイのヤクルトはブラジルからの輸入品なのですが、どうも粉っぽくて味もしっくりこないんですよね。なぜかと訊いてみたところ、日系の多いブラジルを南米の本拠地としているらしいのですが、輸出のためかなり日持ちさせる必要があって、味に限界があるのだとか。たしかにアルゼンチンで売られてるヤクルト、製造日から1ヶ月もちますからね。日本のヤクルトを久々に飲んだら、味の差は歴然でした。

メキシコのはメキシコで作ってるのに、それでも味がちょっと違うんだよな〜。なんというか、洗練度が違うというか。メキシコのは、「何かが」濾されてないというか。これは単にメキシコの限界でしょうか。


9.08.2012

さくひん

新居で桃亀は、日曜大工なぞにせいを出しています。ベランダで金づちも叩きますよー。釘が真っ直ぐにささったりすると気持ちがよい。元来、もくもくとなにかを作り上げる作業が好きなので、IKEA大好きです。しかし、日本でのIKEAの位置づけは、ちょっときもちわるいです(あのシステムに通じているからといって、何だというのだろう?)。

色も塗らねば。