1.31.2011

ママも免疫の学習中


小さいこどものいる家では,「風邪ぴんぽん」や「感染症リレー」が発生することが少なからずあるのではないだろうか。うちも例外ではなく,寒かった去年の春などは,息子→ママ→息子→パパ→ママとうちの中の少なくとも誰か一人が風邪をひいている期間が2ヶ月くらいあったし,ただの風邪の合間に結膜炎やらプール熱やら,いろんな感染症が入り交じることもあった。

いわゆる濃厚接触者にとっては,うがい・手洗いもたいした効果はない。寝かしつけ時に鼻と鼻の間の距離10㎜以内で咳をされたり(見事な飛沫感染),だっこしているときに突然げぇ〜っと顔に直で吐かれたりするわけなので(見事な経口感染),頑張って免疫力を強化することくらいしか感染を予防する手だてはないのである。

というわけで,見事に息子からウィルス性胃腸炎をもらってしまったママは,3,4日ほどつらい日々を過ごしておりました。しかし,おかげさまでようやくほぼ復活。完全に治ったら食べたいものリストがあります(手巻き寿司とか)。息子から風邪やらなんやら,だいたい3回に1回の頻度で貰い受けます。以前はこんなに風邪ひいてなかったのに。こどもと一緒に第二次免疫強化期と思って頑張れということでしょうか。

胃腸炎からはあっさり復活した息子ですが,その数日後に今度は発熱性の風邪。40度近い熱が出ましたが,昨日には無事良くなり,今朝は保育園に出かけました。まだ慣らし保育です。シルバーナ先生がほっぺにたくさんキスをしてくれるらしくって,家に帰ってきてからその話をすると照れて「チルバーナちぇんちぇい〜」と言いながら走って逃げる息子です。

写真はブリキの電車のおもちゃを見つけてそこから動いてくれないときの。


1.25.2011

コルドバ滞在 ーアルタ・グラシア

先週,夫の友人家族を訪ねて,アルゼンチンの地方都市コルドバへ行ってきました。

滞在中,コルドバ近郊のアルタ・グラシア(Alta Gracia)という世界遺産の街に行きました。
この街は,キューバ革命の英雄エルネスト・チェ・ゲバラが幼少時代を過ごしたことでも有名です(世界遺産なのはチェによるものではなく,イエズス会系建築物によるものですが)。

私たちの目的は,どちらかというとイエズス会よりもエルネスト少年が育った家の方でして,今は小さな博物館になっている彼の家に行ってきました。幼いころから喘息を煩っていたエルネストのために,きれいで乾燥した空気を求めて,家族はブエノス・アイレスからここアルタ・グラシアへ移住してきたそうです。こじんまりとした居心地のよい街。ここで彼は,どんなことを感じながら育ったのだろう。



肝心の家の外観写真がありませんが。


幼きエルネストを見つめるのは,コルドバの友人ダビ。

家の内部には,たくさんの写真やチェ・ゲバラに関する文書,南米を放浪したときのものと同じ型のバイクなど,いろんなものが飾ってありました。

ところで,チェ・ゲバラの「チェ」というのは,キューバ人が彼に親しみを込めてつけたあだ名です。彼がよく「チェ」と言っていたからだそうですが,アルゼンチン人は本当によく「チェ」と言います。これに関しては,いまだにその使用法をマスターできていません。難しい。
「チェー,元気?」
とか,
「チェ,悪かったよ」
といった風に使うのですが,意味はありません。なくてもよい。意味のない言葉ほど使いづらいものはなく。
日本語でいうところの,「ねぇ」とか「おい」とか「いやぁ」とか,そのあたりでしょうか。
ダビによると,もともとケチュアの先住民が使っていた言葉らしいですが,「チェ」と言うのはアルゼンチン人だけみたいです。

21世紀の今日でも世界中でチェ・ゲバラのイコンを目にしますが,彼のまっすぐで深く輝く瞳は未だに人々を惹き付けてやみませんよね。

1.23.2011

カラフルな

息子とお絵描きをすると,リクエストは決まって
でんしゃ!
しゅっぽっぽ!
ぺっぺ(成田エクスプレス)!
と相場が決まっています。

今日は息子とママの合作。



楽しいしゅっぽっぽになりました☆


一休みはサクランボとプラム食べ放題。
通りの角の果物屋さんで
プラム1キロ+サクランボ500グラム,合計13ペソ=約280円!

この量が午後のおやつで一気に消費されます〜
ぺろりと。


1.18.2011

うちの専属エンジニア

なんでも大人のすることを真似したい息子です。
プラレール新幹線の電池交換だって・・・。

ねじ回しであけなきゃいけないから難しいのですが,
最近はくるくるっと数回まわすことができるようになってきました。
将来はいろいろうちの中の修理をお願いできそうで頼もしい!


ある日シャワーから出ると,床がこんなことになっていました↓
一面に固くなった色とりどりの粘土の破片。
毎日予想外のことをされるので,こどもといると飽きないですね〜。

1.14.2011

まだまだあります,夏の過ごし方

最近息子の中で,クローゼット遊びがはやっているみたいなんですが,
やっと出てきた〜と思ったら,ぶかぶかの帽子をかぶって登場。

しかも,もう一個首からさげてるし。
しかし今思い返せば,私も子どものころ狭くて囲まれた場所が好きだったな〜。
祖父母のうちの押し入れに弟と閉じこもって遊んでよくしかられました。
なんでしかるんだろ〜って思ってたけど,あぶないもんね。
今では心配するその気持ちがよくわかります。
まあでも,だめと言ってもやるのが子どもというもの。

ところで,数ある街のアイスクリーム屋さんの中で,
今のところ一番のお気に入りがVOLTAというお店。
チェーンのチョコレートやさんみたいなのですが,
ここの,特にチョコレートを使ったアイスが最高。
一人ずつ別々に買うよりも,大きなカップに3種類入れてもらった方がお得であるということに気づき,最近はそうしてます。

息子のお気に入りは「バナナ・スプリット」。
ごっついチョコレートが入ってます。
しかも,アルゼンチン名物のキャラメルクリーム(Dulce de Leche)もふんだんに使われていて,びっくりするほど美味しいのです。
この日はママがマロン・グラッセをセレクト。パパはキャラメル×ココナッツ。
次はやっぱりスイス・チョコレートにしよう。


そして最近息子用に買った「お一人様プール」も活躍中です。
(1月6日,Reyes Magos:三賢人の贈りものでした。)
はじめはベッドの横あたりでやってみましたら,
バケツで外に水を飛ばして遊び始めてしまったため,
その後,→バスルーム→風呂の中という具合にだんだん狭い場所へと追いやられてしまった息子プールです。
関係ないけど,私も温泉入りたいな〜

黄金の組み合わせ:ピーナッツとDVD鑑賞

まだまだ夏真っ盛りのブエノスですが・・・


日本の夏に比べれば・・・


楽勝!!!


からっとしてるから,日陰はとても涼しいし,
夕方には爽やかな風が通り抜けてとても気持ちがよい。
この程度で「猛暑」などと言っているブエノス人は,
日本の,それも東京の真夏の炎天下を一度体験してみるがよい,
と思います。


しかし,日向は暑いんですよ〜。
大統領官邸のある五月広場にて。
ちなみに奥に見えるのは3年ぐらい抗議キャンプを張っているマルビナス帰還軍人の抗議幕。マルビナス諸島は英名フォークランド諸島といって,82年に帰属をめぐってアルゼンチンとイギリスが戦争をした島々です。


暑い日はなんといっても,いえでごろごろにかぎります。
とはいえ,クーラーもつけたことありません。
涼しい風が入るので,天井についてる扇風機で十分なんです。

息子もごろごろ。
好きなおやつはピーナッツと干し梅という2歳児,アルゼンチン在住。

ピーナッツをつまみながら電車のDVDを見ています↑
完全にオヤジ・・・。
ピーナッツ中毒は日本のばぁばに似たのかなあ?


1.10.2011

ヒーローの哲学

お気に入りのにゃあにゃのマットを敷いてみかんを食します↑
こどものランニング姿ってかわいい。
夏真っ盛りなブエノスです。

息子が大好きな,というか,日本中のすべての子どもたちに絶大な人気を誇るアンパンマンですが,もちろんアメリカ大陸ではまったく知られていません。彼(アンパンマン)について説明を求められる機会がわりと多いので,そのフィロソフィーについても考えさせられます。

「自分の顔をおなかのすいている人に与えることを「ヒーロー」の行動として見せることで,自己犠牲の精神と分け合うことの大切さを教え,また,敵・悪に「ばいきん」を配置することで,衛生教育をも図る」
とかものすごく適当なことを言うと,
「さすが日本ね〜。子どもの頃からモラル面でも衛生面でも水準が違うわ〜!」
とか感心されます。
外国人に特有の,ちょっとずれてる日本賛美にまた貢献してしまった。と思う今日この頃です(反省)。


1.08.2011

再びキャンプのこと

爽やかに晴れた翌日からはキャンプも本格始動!
朝からいい感じで火もおこせたし,前日よりもだいぶあたたかくなって気持ちも軽やかに。


奥に見えるのが1週間の我が家であるテントくんです。
最終日には豪雨・みぞれが降りましたが,よく耐えてくれました!オレンジ色のレインコートのおかげで,テント内はいつも暖かく,一番寒かった夜もなんとかしのぐことができました。テントが大好きになった息子は,最後の荷造りで片付ける際に号泣。

テントの隣でお昼ご飯を作るママ,へっぴり腰です・・・↑


最終日の豪雨。途中からみぞれに。
母屋へ避難し,しばし暖をとります。
この日の夜はもう調理道具を片付けたので,チュニア特製のミートソーススパゲッティを注文しました。


手前がポール。奥の彼女がチュニアで,その隣は名前忘れたけどキャンプ場オーナーの孫17歳。
このキャンプ場には猫・犬・にわとり・変なとり・馬などいろいろ動物がいたのですが,猫2匹を「にゃあにゃ!」と言っていつも息子が追いかけていたため,名前のなかったこの猫はポールとチュニアによって「にゃあにゃ」と命名されることになりました。

夜空に見た無数の星の光が忘れられません。そういえば今まで,なんで「きらきら光る」なんだろうと思っていました。星って光をはなっているけど,きらきらしているところって実際あまりイメージがなくて。でも,このキャンプ場で星空を見上げれば,「きらきら」という意味がよくわかります。ほんとに光が強くなったり,弱くなったり,宝石のようにきらきらと輝いて見えるのです。Twinkle, twinkleと詠んだ人は,きっとこんな星空を見ていたに違いありません。これだけ星があれば,きっと宇宙人もいるよね・・・と思いながら眠りにつきました。

追伸。宮古島に引き続き,ここでも星の間をすーっと横に動く不思議な光を発見。UFOか!とも考えたのですが,おそらく人工衛星であると思われます。飛行機にしてはあんまり遠くを飛んでいるし。


1.07.2011

福笑いと息子のおしゃべりのこと

息子のリクエストで,粘土でアンパンマンを作りました〜(もう何度も作ってますが・・・)

そしたら,息子も作りたそうにしていたので,
顔の土台を作ってあげて,その上に息子にパーツをのっけてもらうことにしました。

ほっぺ〜
ほっぺもいっこ〜
めっめ
めっめもいっこ〜
おはな〜
おくち〜

と一つ一つ口ずさみながらアンパンマンを作る息子。楽しそう☆
で,できたのはこんな感じのアンパンマンです!↓

完全に福笑い状態ですね〜。
でもなんだか味のあるアンパンマンになりました。


「まんまん(アンパンマン)もいっこー」と何度もリクエストされ,たくさん福笑いアンパンマンができました。↓



一応ほっぺ二つを離してのせたりして,初めはいい感じでスタートするのですが,だんだんあいてるスペースに「おはな〜」「おくち〜」とのせていく格好になります。


最近息子の話す能力が格段に伸びて,「会話」なるものが成立することが多くなってきて楽しいです。スペイン語と日本語もいい感じで混ざってます・・・。

ママ疲れたからだっこできないよ〜。パパにしてもらって,
と言うと,
「ママ,ピラ(電池のこと)ないね〜。
パパ,ピラ,Sí hay!(ある,という意味)」
と言います。
プラレールの電車の電池がなくなると動かなくなることから,
ピラ(電池)という単語は彼が真っ先に覚えたものの一つ。
ママにも応用されています・・・。

あと,いつも遊び回っていて家中のものを壊してまわる息子の頻出フレーズは,
「あ〜あ,こわれた!ちーらんたい!」
知ーらんたい,というのはばぁばの長崎弁がうつったものです。
本来壊した本人ではなくて,それを見ていた第三者が言うのが正しい使い方ですが,息子は自分で言います。

スペイン語でも,パパが「もうデザートないよ」と言うと,
「ポキート!(ちょっとだけ!)」
と言うなど,おねだりもできるようになってきました。
「おお〜,おねだりしたね〜」
と感動して,ついついデザートのおかわりをあげてしまう大人たちであります。


1.06.2011

Las Carpitas ラス・カルピータス

朝が来て,いよいよキャンプ地へ移動です。
バスに5分も乗ると,あっという間にあたりは大自然。
雄大な山々や湖を眺めながらバスに揺られること30分,
目的地のキャンプ場ラス・カルピータスに到着しました。


バスに降ろされたところはこんな場所↑
なんにもない!!


道の脇にたくさんのカラフルなお花を見つけて喜ぶ息子です。
すごく甘い香りのする素敵な花でした。



道の反対側にわたるとキャンプ場の入り口が。
わくわく,どんなところでキャンプだろうね〜
息子もなんだか興奮気味です。

カルピータとはテントという意味。
このキャンプ場には,テントを張れる場所が10カ所くらいある他,2つのバンガローと小さなドミトリーが4部屋ありました。男女別にトイレとシャワーがあって,その脇に食器洗いや洗濯をするエリアがありました。あと,母屋では簡単な食事を注文できる他,アルゼンチン人がこよなく愛するマテ茶用のお湯もお願いできるようでした。全体的にとても清潔で,だいたい熱いお湯も出たし,こども連れでキャンプするにもすごくよい環境でした。

キャンプ場に着くと,爽やかな青年が出迎えてくれました。彼の名はポール。スペイン・バルセロナ郊外出身の学生で,夏の間ここでアルバイトをして,稼いだお金でアルゼンチン国内とボリビアまで旅を続けて帰るのだとか。若いですね〜。彼と,その相棒のチュニア(彼女もポールと同じスペインの大学の学生で,彼と一緒に旅をしている)には,ラス・カルピータス滞在中とってもお世話になりました。温かくてヒッピーな青年たちでした。

合計5泊したラス・カルピータス生活はとても楽しかったのですが,着いた初日は大人たちにとっても,息子にとっても,キャンプ生活に慣れるのにけっこう苦労しました。中でも一番大変だったのは火をおこすこと。もちろんマッチはあるのですけど,薪を集めてそこから大きな火をおこすのって,想像以上に難しかったです。初挑戦のときは,ビギナーズラックというやつで,なぜかあっという間に火がついたのですが,2回目以降これがおかしいくらいまったく火がつかない。結局1時間以上も試行錯誤してようやく少しコツを掴み,夕食を作ることができました。おなかがすいて待ちくたびれた息子は,旅の疲れもピークに達し半泣き状態で,この先どうなることかと思いましたが,まあだいたいなんとかなるものですね。皆うまくキャンプ生活に順応し,私も帰るころには1発で火をおこせるくらいにまで成長しました。



1.04.2011

Bariloche バリローチェ

20時間のバスの旅は案外楽勝でした。
というのも,バスに乗る直前の夜8時頃に息子が寝てしまったから。
クリスマス直前のバスターミナルは人の波で押されるわ,バスは1時間遅れるわで最悪でしたが,バスは座席もビジネスクラスなみに広くて,ご飯もおいしくて快適。

日本でバスに20時間とかありえない話ですが,国土が広いとなんだか感覚も麻痺してしまって,ブエノスアイレスに帰り着くまでに結局50時間以上も長距離バスに乗ってしまいました。その距離,なんと日本縦断よりも長いという。
バスで50時間,2歳児と一緒でも可能です!

目が覚めたらアルゼンチンの大草原,パンパの夜明けでした。
窓から見渡す限りまっさらな風景が何時間も続きます。

そしてたどり着いたのは,チリ国境付近の豊かな山麓に囲まれた湖畔の町バリローチェ。予想以上に寒くって,急遽息子用に上着を購入します。



チョコレート職人のお人形を見つめるこの赤ずきんは誰でしょう?



真夏のブエノスから一転,完全防寒態勢の息子です。
私のマフラーまでとられました。
ネットカフェにて。


この日はちょうど24日のクリスマスイブ。夜は教会のミサに行きました。聖歌隊の横で地元のちびっこにまじって息子も遊び,楽しかったみたいです。

翌日からいよいよキャンプ生活なので,この日は簡素ながら清潔で気持ちのよかった宿でみんな岩のように眠りました。



1.03.2011

パタゴニアへの旅

まったくのプランなしに出かけたパタゴニアへの旅から無事に家に帰り着きました。

やってみたいなあと思いつつもやれてないことがあったなら,頭でできない理由を並べるよりも,心のままに動いてみた方がいいと,思わせてくれるような旅でした。


満天の星空の下で寝袋にくるまって眠った夜が,いつか息子の人生の旅を支える記憶の断片となってくれることを信じて。


1.01.2011

Tabiji yori

From the town of Trelew -a horribly mediocre city whose only advantage is its logistically inportant location for visiting Patagonian penguins at the Punta Tombo- we wish you all a wonderful New Year 2011 !!!

La Familia Tortuga Rosa.

PS. We are going to be at home (finally!) by January 2 at night, Argentine time :)