8月16日から約2週間、中米のコスタリカに行ってきました。
米州人権研究所のサマーコースに参加することが最大の目的でしたが、週末などを利用してコスタリカの大自然に触れることができました。
コスタリカに到着してすぐの週末は、太平洋岸にある国立公園マヌエル・アントニオへ。

道を歩いていると数人の観光客が宙を見上げている。なにかと思って近づいてみると、おさるさん発見!リスザルかな。かわいいです。その他にも公園内では、きれいな色の蝶や鳥、ナマケモノ、サワガニなどの動物や、見たこともない色や形の巨大キノコなどを目にしました。

前夜の豪雨でぬかるんだ小道をひたすら歩き、靴を脱いで川を渡り、さらに歩くこと1時間、ようやく小さな滝にたどりつきました。自然の中でのこんな達成感って久しぶり。ひんやりとした冷たい水や、体を支えるためにつかむ木の幹の感触、湿った木々の匂いをとてもなつかしく感じました。
コスタリカには10以上の国立公園があって、多くは首都サンホセからバスで3、4時間程度で行くことができます。観光大国で、たいていの場所でドルが使えます。コスタリカの通貨「コロン」は、桁が大きくて非常に使いにくかった。1ドル約550コロンなので、レストランのメニューも2500から6000コロンと、ぎょっとする数字なのです。
コスタリカの人は、田舎でもサンホセでも、素朴で親切な方が多い印象を受けました。道行く人に道を尋ねたときのこと、「その場所ならさっきうちを出た主人の仕事場に近いから、もう少し早く言ってくれれば送っていけたのに!」と言われてびっくりしたり。世話好きなメキシコ人にも勝る人の良さです。
マヌエル・アントニオからサンホセは、バスで約4時間ですが、今回はあまり時間がないため飛行機で移動。15分くらいのフライトの予定。が・・・

↑帰りの飛行機に乗る前の、まだ余裕のある私。
帰りは離陸したものの非常に天候が悪く、サンホセの空港が濃霧で閉鎖してしまったのです。飛行機であんなに怖い思いをしたのは初めて。飛行中も巨大な窓(本来景色を楽しむ短時間飛行なので、写真のように普通の飛行機に比べてずっと窓が大きく作られている)から見えるのは真っ白な霧のみで、一瞬霧が晴れて真下に滑走路が見えたと思ったら、うまく着陸できずまた上昇してしまいました。あれほど「陸地に帰りたい・・・」と思った瞬間はありません。
ほとんどアメリカ人の乗客約15名を乗せた機内では、はっきりとした機内アナウンスもなく、予定飛行時間の15分もとうに過ぎ、なんだか不安な空気が流れるけど誰も口を開こうとしないという状況。霧の中で小さな機体が揺れるたびに、無事に陸地に帰れることを祈りました。約1時間ほどたって、ようやく霧が晴れ、前方に滑走路が見えました。そして、無事着陸。着いたのはニカラグア国境に近いリベリアという町で、当時コスタリカ国内で唯一閉鎖を免れた空港だったとのこと。サンホセで2回着陸を試みたがダメで、マヌエル・アントニオに戻ったがここもすでに濃霧で閉鎖されており、リベリアに向かったというのがパイロットの説明でした。
結局リベリアからバスで約4時間かけて、車内満員のため乗車口の階段に座って運転手の超スピード運転に耐えるという飛行機とはまた違ったスリルを味わいながら、なんとかサンホセに無事帰り着いたのでした。(ここでは(超)高速バスでも立ち乗りが常識)。
いろいろと冒険のある旅でした。