久々に丸ノ内線で帰宅途中,中野坂上での乗り換えがいまだに要領を得なくって,いったいどちらの方向に出発するのかいつも迷う。けっこう電車内混雑するので,降りる駅で開くドアに近い方に立っていたいのに。
構内の壁に取り付けてある駅名の表示板によれば,中野坂上の左側に中野新橋と書いてあるから,ということは進行方向は左側だ,と思って,頭の中で電車をそちらの方向に動かして,どちらのドアが開くかシミュレーションをする。それで,自信満々に仮定の進行方向右側のドア付近に立った。しかし電車は,そんな私を笑うかのように,右方向に動き出したではないか。
なんということだ。あの表示板はおかしい!と憤慨していたのだけれど,今更反対側に移動するにも人が多くて無理だし,しょうがないから着くまでそのままの位置で立っていることにした。ところが,目的地の駅に着くと,なぜか私の側のドアが開いた。あれれ??
どうやら,私のシミュレーションが間違っていたために,進行方向も間違っていたけど,二重の間違いの結果正しい答えにたどり着いた,ということらしい。こういうのは,さりげなく,かなり嬉しい!今日一日がすごくいい日だった気持ちになった。
しかし,ふと考えてみると,間違っていたから合ってた,というのは人生において多くあることな気がする。すべてが必然だとはおこがましくて言えないけれど,そういう要素に気づくふだけで,人生がささやかに楽しくなる。いぇーいラッキーって,にやにや笑おう。
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