1.25.2011

コルドバ滞在 ーアルタ・グラシア

先週,夫の友人家族を訪ねて,アルゼンチンの地方都市コルドバへ行ってきました。

滞在中,コルドバ近郊のアルタ・グラシア(Alta Gracia)という世界遺産の街に行きました。
この街は,キューバ革命の英雄エルネスト・チェ・ゲバラが幼少時代を過ごしたことでも有名です(世界遺産なのはチェによるものではなく,イエズス会系建築物によるものですが)。

私たちの目的は,どちらかというとイエズス会よりもエルネスト少年が育った家の方でして,今は小さな博物館になっている彼の家に行ってきました。幼いころから喘息を煩っていたエルネストのために,きれいで乾燥した空気を求めて,家族はブエノス・アイレスからここアルタ・グラシアへ移住してきたそうです。こじんまりとした居心地のよい街。ここで彼は,どんなことを感じながら育ったのだろう。



肝心の家の外観写真がありませんが。


幼きエルネストを見つめるのは,コルドバの友人ダビ。

家の内部には,たくさんの写真やチェ・ゲバラに関する文書,南米を放浪したときのものと同じ型のバイクなど,いろんなものが飾ってありました。

ところで,チェ・ゲバラの「チェ」というのは,キューバ人が彼に親しみを込めてつけたあだ名です。彼がよく「チェ」と言っていたからだそうですが,アルゼンチン人は本当によく「チェ」と言います。これに関しては,いまだにその使用法をマスターできていません。難しい。
「チェー,元気?」
とか,
「チェ,悪かったよ」
といった風に使うのですが,意味はありません。なくてもよい。意味のない言葉ほど使いづらいものはなく。
日本語でいうところの,「ねぇ」とか「おい」とか「いやぁ」とか,そのあたりでしょうか。
ダビによると,もともとケチュアの先住民が使っていた言葉らしいですが,「チェ」と言うのはアルゼンチン人だけみたいです。

21世紀の今日でも世界中でチェ・ゲバラのイコンを目にしますが,彼のまっすぐで深く輝く瞳は未だに人々を惹き付けてやみませんよね。

0 件のコメント: