2.11.2009

子どもに寛容な国

メキシコではいたるところに子どもがあふれている。
国民の平均年齢が23歳というから驚きだ(ちなみに日本はその倍の46歳程度)。
どこに行っても子ども子ども。

よって、子どもの遊ぶスペースを備えたファーストフードのお店やレストランなどもよく見かけるし、ショッピングモールに行けば車型ベビーカーの貸し出しがあったり、映画館では音量を抑え館内を少し明るくした、赤ちゃんとママパパのための上映の回が設けられていたりといたれりつくせりだ。たいていの場所に子ども連れで気兼ねなく行けるのは、日本の事情とはだいぶ違うように感じている。

先日、メキシコシティの代官山的おしゃれ地区「コンデッサ」を散歩していて、以前から気になっていた釜焼きピザのお店に行くことにした。外装がとてもおしゃれだったため、赤子と入るのを少し躊躇したが、お店の中に足を踏み入れてみると、お客の半分が子ども連れ。店員さんもこちらが赤子を連れていることを気にかけた様子もなく、奥の席にどうぞと普通の対応だ。赤子を抱いたまま席について注文を終えたところに、若いセニョーラが1歳半くらいの女の子を連れて私に話しかけてきた。
「抱いたまま食べるのは大変でしょ。うちのベビーカーを貸してあげるわよ」
と、ベッドのように角度を変えられる素敵な青色のベビーカーを赤子に貸してくれた。赤子は自分のベビーカーは嫌いなくせに、貸してもらったベビーカーはいたく気に入った様子。お店で他のお客さんにベビーカーを貸してもらうというのも、こどもの国メキシコならではだなあと思った。

おかげで大変おいしくいただきました。

メキシコって、設備の面などからすると初歩的インフラも不十分だし、決して子どもにやさしい国ではないと思うけれど、みんな子ども大好きの子どもに寛容な国だと思う。



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