ブエノスアイレス生活が始まった。
月曜日にこの街にやってきて,30平米の小さなアパートを少しずつ「僕たちらしく」整え,家の周辺においしい食堂を見つけ,ポルテーニョ(ブエノスアイレス人)流の挨拶の仕方を覚え,10件電話した保育園のうちの2件を訪ね,息子は近所の公園で小さなアルゼンチン人たちと遊んだ。
ポルテーニョは態度がでかくて横柄であることで欧米では有名なのだけど,実際にブエノスアイレスを訪れたことのあるメキシコ人の友人たちが言っていた通り,悪評とは裏腹にとても人懐っこく親切でさわやかな人たちである印象だ。たしかにかなりてきとーなところはある。明日までに電話する,とかいった約束は80%守られていないし。それでもまあいっかと思わせてくれる愛嬌が,この街の人たちにはあるのだ。
アルゼンチンはラテンアメリカの中でも先住民の人口に占める割合が少なく,ヨーロッパ系白人の多い国なのだが,中でもイタリア系の移民が多い。そのため,アルゼンチン料理といえば肉とパスタが有名だ。イタリアのジェラートの伝統を引き継ぐアイスクリーム屋さんもいたるところにあり,とってもおいしい。パスタは種類が豊富で,生パスタを売っている店も多いので,打ちたての生麺を買って帰って料理することもできる。ピザ屋さんも通りを歩いているとよく目にする。レストランでパスタを頼むと必ず手打ち麺で,私の知っているスパゲッティよりうどんに近い食感。
あと,アルゼンチンはワインが有名で,おいしくてとても安い。スーパーでお姉さんにすすめられて買ったメンドーサ地方のワインは4ドル程度だったのだけど,ぶどうのふか〜い味がしておいしい。何種類もあるので,時々買って試してみよう。
それから,ここはどうもカリフォルニアの気候に近いらしく,カリフォルニアにありそうな果物がたくさんあって,安くて,おいしい。オレンジ・リンゴ・アメリカンチェリー・プラム・ブルーベリー・クランベリーetc.。メキシコで売ってるリンゴはだいたいカリフォルニア産なのだが,アルゼンチンのリンゴの方がジューシーでずっとおいしい。私と息子の大好物であるさくらんぼは,これも1キロ2.5ドルとかで売ってる。これは毎日果物を食べねばです。
Parque República de Chileにて。
アルゼンチンではいよいよ夏が始まる。
ブエノスアイレス生活5日目にして,すでにこの街に恋をしかけている。
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