某申請書を書くのに、激しく体力と精神力を消耗しています…。
今日ようやく、ゴールがちらりと見えてきました(涙)。
腰に数年前「ぎっくり一歩手前」になったときの痛みに近いものを覚えており、なんとか申請書ができるまでもってほしいと祈る気持ちです。
申請書というのは、これまでの研究の内容や、これからの研究の計画を主に書くのですが、申請書に限らず、人に読んでもらう文章を書く場合、何を書くかはもちろん重要ですが、それにも増して実は「何を削るか」が重要なのではないかという気がしています。いいたいことというのは、往々にしてたくさんあるものですが、なんでもかんでもいってたんじゃあ何もいってないことと同じになってしまいます。それか、「ほんとうにいいたいこと」がぼやけてしまうでしょう。申請書というのはだいたい様式や字数制限があるので、ただ「何を書くか」ではなくて、「この制限の中で何を書くか」を求められ、それは「ほんとうにいいたいこと」を見つけたり、伝えたりするいい練習になるなーと思っています。企業のプレゼンとかだって、きっとそうですよね。
途中まで書いた博論も、そういう目で見直そうと思います。博論はだいたい20万字ということにはなっているのですが、文字制限は実質なくて、それに20万字ってひどく多いですから、「これはほんとうにはいらないから削ろう」という発想になりにくいのです。どちらかというと、とりあえず書いとけってなるんですよね。余分なものを削って、ほんとうに伝えたいことだけをいうって、実はずっと大学にいたりするとあまり身に付かない技なのかもしれません(研究者にとってすごく大事な素質なのに)。とかいいながら、やっぱりいいたいことたくさんあってこんな風になりました、という論文も、個人的にはとても好きです。「うちの子はみんなかわいい」という気持ちが伝わってきて。脇道にそれて遊ぶことも、研究者にとって大事な素質ですね。
申請書が終わったら、丸一日好きな小説だけを読んで過ごそう。
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