6.21.2008

メキシコで新聞購読

メキシコで新聞の購読を始めた。やはり新聞は紙面で読むのが私には向いているようだ。インターネットで読んでいてもあまり頭で考えながら読むことができないのだが、紙だとなんとなくそこに残っているという安心感からか、紙との間の距離の近さからか、自分のペースで読み進めることができる。

メキシコはキオスクが街のいたるところにあるので、以前は道ばたで新聞を買っていた。実際、新聞を家で購読している層はそれほど多くないのではないかと思う。しかしそうすると毎日かかさず買うというわけにはいかないし、出先で読むという中途半端な読み方になってしまうので、今こうして毎朝新聞が家に届けられる状態を気に入っている。

メキシコの主要な新聞では、批評家やジャーナリストだけでなく、著名な研究者の時事的事柄に関するコラムを毎日読むことができるのが良い。日本でも大学教授などがテレビや新聞に登場することはもちろんよくあるが、メキシコではなんというか、もっと豪華な顔ぶれというか、優れた研究者が日本よりも積極的に新聞やテレビで自分の意見を述べているのを目にする。現実の政治、学術的研究、市民/世論の距離が近く、そこにはメディアの存在が大きいように思う。

興味のある記事をはさみで切り抜いてファイルに納めるのが最近の日課となった。パソコンに向かう日々の中で、アナログに切り抜かれた贅沢な時間。

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