ケーブルテレビにPakaPakaというチャンネルがあるのですが,世界中の子ども向け映画をやっていて時々見ます。一度千と千尋の神隠しをやっていて,親子ではまって見てしまいました。
先日つけてみたらやっていたのが,英国人オリバー・ジェファー原作"Lost and Found"を短編映画風にアレンジした「まいごのペンギン(El pingüino desorientado)」でした。
アマゾンで見つけた原作はこちら↓

息子はオリバーの作品をスペイン語訳で4冊もっているのですが,中でもこのペンギンの話と本を食べる少年エンリケ君の話が大好き。で,映画を見るなり「にーにょとペンちゃん!」(にーにょというのは男の子の意)と大喜びで画面に見入っておりました。突然玄関先に現れたペンギンと男の子の,冒険と友情の物語です。アニメーションの画像も映画用のアレンジも素敵で,物語が終わると拍手喝采の息子。よかったね〜。
が,しかし。
その後,「ペンちゃん もーいっかい!!」ともう一度見たいと泣き始めます・・・。テレビだから,巻き戻しはできないんだよ〜,と言っても聞きません。結局その晩はなんとか他の物で釣って寝ましたが,翌日もしっかり思い出してペンちゃんを見たいの一点張り。そこで,なんでもあるyoutube様で検索したところ,やはりありました,しかも映画まるごと載せてるし。そのうち著作権でひっかかって削除されるでしょうが,楽しめるうちに楽しんでおきましょうということで,パソコンでペンちゃんに再会して満足の息子です↓
絵本の画風が生きている色合いです。男の子の帽子や服の毛糸は手触りがわかるような質感。どうやって作るんだろ〜。アニメーションも進化してますね。
しかし,見たいものは検索して何回でも見れる世の中ですね。私がこどものときは,土日の夜6時くらいからのアニメのゴールデンタイムが毎週楽しみで,日曜日の8時頃に全部終わるとそこはかとなく淋しい気分になっていましたけど。そこからビデオ録画の時代が到来し,今やDVD,携帯でいつでもどこでも好きなものが見れます。文明を全否定するわけではありませんが,不便さの中に見つけられる小さな幸せ感もやはりどこかで感じていてほしいなとも思います。
ところでこの原作者のオリバー,私会ったことがあります!息子が生まれる数日前に,メキシコシティのある本屋で彼の朗読・サイン会があったのです。素敵な文学者の友人と,息子のメキシコのおばあちゃんと一緒に行ってきました。息子が生まれてから大好きになるこのペンギンの本にも,ばっちりオリバーのサインと直筆のペンギンのイラストが入っています。彼の朗読会は速筆で紙に絵本のシーンを描きながら,という面白いもので,集まったこどもたちもそれぞれ大好きな彼の絵本を両腕に抱えて,とても楽しそうでした。息子もお腹の中できっと笑っていたような気がします。
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