3.26.2012

論理的なことが「正しい」とは限らない世の中です

「三速発進が不可能ではないのと同様に」という比喩を使いたいのに、なかなかそういう機会がない桃亀です、こんにちは。
どういう場合に使えるかというと、「不可能ではないが、最善でも安全でも適切でもない」というような場合です。比喩、先にありきだと、なかなかそういう状況に遭遇しませんね。

そして今日は、「虎視眈々」という言葉をスペイン語で使えましたので大満足です。

息子のスペイン語が最近急速に伸びていて、抜かれる日も近いのではないかとドキドキしています。日本語でもそうですが、こどもがどういう風に言語を習得しているかを観察するのはとても面白いです。最近気づいたことは、こどもの言語習得プロセスには、「聞いたことのある言葉をそのまま自分も使ってみる」というやり方以外にも、「ロジックを応用する」というやり方もある、ということです。あいつらかなり頭いいです。

具体的にどういうことかというと、それは言葉の「間違い方」に現れます。息子は最近、不規則動詞poner(英語のputにだいたい相当)の二人称点過去形を間違えます。おもちゃなんかを探してて、「あれどこにおいたの?」と尋ねるときに、

"Dónde lo poniste?"

というんですね。
規則動詞の「きまりごと」つまり「ロジック」をponerに適用すれば、ponisteになるわけです。しかし、ponerは不規則動詞なので、正しくはponisteではなくpusisteになります。英語でいうならば、putの過去形はputなのに、これを間違えてputtedといってるような感じです。つまり、彼は誰かがponisteといっているのを聞いてそれを真似して使ったわけではなく、自分の(無意識の)文法規則から論理的に推測して、動詞を活用させているわけです。すげえ!

日本語でも同じようなことがあります。例えば、ママに彼のジュースをちょっとくれるとき、ときどき間違えて

「ママものめて!」

といいます。正しくは当然「ママものんで」なわけですが、これも彼の知ってる言葉、例えばいらないお野菜が皿の上に載っていた場合にママに対していう「これたべて!」の活用のロジックを応用しているわけですね。すげー。

意外に論理的なんですね、こどもというのは。
しかしそれは「正解」とは限らない。
こうして世界の不条理についても理解していくのでしょうか。
しかし「間違い」の中に真の知性が現れることもまた事実ですね。

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